外壁・屋根の最適のタイミングはご存知ですか?
戸建てのマイホームのお持ちの方であれば、誰でも、新築当時の状態が永遠に続くように思いがちです。
しかし、何もしないで無関心でいるとある日突然に大きな出費に見舞われることになりかねません。
私を襲った驚愕の事実を交えお伝えします。
それは、我が家の「外壁・屋根の塗り替え」の問題でした。
2020年9月某日
「ピンポーン!とドアフォンが鳴りました。
「どちら様ですか?」と、自宅にいた私がドア越しに応えました。
「私は○○工務店の△△といいます。近くでリフォームをしているのですが、お宅様の外壁がたまたま目に留まり、大きな「ヒビ」がありますよ!」お気づきでしたか?このまま放置すると大変ですよ!一度弊社で点検させて頂けませんか?見積もりはすぐに出来ますよ!」
と、一方的にまくしたてられました。
私にとっては、壁のビビ割れ等寝耳に水でしたが、何の予備知識もありませんでしたので、インターホン越しに、
「分かりました。ただ、今手が離せませんので、後日で結構ですから、概算の見積書を投函しておいてください。」と伝え、お帰り頂きました。
その数日後に〇〇工務店という名前の封筒が投函されており確認すると、何とびっくりです。
貴宅の「外壁・屋根の塗替えの仕上がりの概算金額」は350万円以内です!
①上記適正価格施工内容・・・屋根・外壁塗装
②上記適正価格施工範囲・・・足場代・養生代・高圧洗浄・外壁塗装・屋根塗装・破風塗装・
軒天塗装・雨樋塗装
③簡易診断・・・*外観からの損傷の具合が確認出来る。防水切れが明確な状態。
⇒レベル3 塗装のメンテナンス時期が過ぎています。早期のメンテナンス実施をお勧めします。
正直、私の家は戸建てで築12年目ですが、まだ見た目は(私の目から見れば)新築の状態と遜色のないように見えました。
しかし、この見積書の提示は大きなショックでした。
特に、状態がレベル3との評価は金額の高額さに加えショックでした。
これが私を襲った最初の衝撃でした!
そこで、私なりにネットで「壁の塗り替え」「壁の傷」「壁の雨漏り」などについて調べてみました。
築10年以上の戸建てのお住いの方の「自宅の悩みのトップ3」は「ひび割れ・雨漏り・はがれ」です!
外から見れば気づかないご自宅に「ひび割れ・雨漏り」は浸食しているようです。
放置すればどうなるのか?
なぜ外壁の塗り替えが必要なのか?
外壁は1ミリにも満たない塗膜によって保護されています。
塗膜が劣化することによって、外壁が傷みやすくなります。
それが雨漏りにつながり、壁の内部の腐食・強度の劣化につながるようです。
そのために、一定期間経過すると、外壁の塗り替えが必要となるようです。
外壁・屋根の塗替えタイミングはいつが最適なのか?
外壁塗装は10~20年ごとに必要になり、傷んだ状態でそのまま放置してしまうと高額な修繕費がかかってしまうようです。
では、実際に、マイホームの外壁・屋根も塗替えの適正なタイミングとはいつ頃なのでしょか?
一つには、塗料メーカーの出している耐用年数から判断する方法もあるようですが、
実際の環境下ではないため、実際の耐用年数とは違ってきます。
それでは何を基準に耐用年数が切れているのを確認すればいいのか。
専門家からは、以下の6つが挙げられています。
- ①外壁にチョーキング現象が見られる
- ②外壁にカビやコケが生えてくる
- ③塗装(塗膜)にひび割れが起きている
- ④塗装が剥がれてきている
- ⑤外壁が汚れてきている
- ⑥金属部のサビが目立ってきた
「なんだ、こんなことか」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、
外壁塗装工事後はとても綺麗な外壁を保っていても、塗装(塗膜)が削れて薄くなることによってこれらの症状が出るようになります。
また、10年も経っていないうちにこの現象が発生した場合、立地や雨が多いという地域性も考えられますが、初期の塗装が不十分だったために、外壁塗装の耐用年数が早めにきてしまった方も多いようです。
わずか2〜4年で外壁塗装のやり直しになった方々のご相談も結構あるようです。
従って、一概に「〇年で塗り替え」というのではなく、それぞれのご自宅の実情に合わせ、
考える必要があるようです。
答えは、築7年経過、もしくは、築10~12年の木造住宅では概ね「塗替え検討」が妥当の様です!
いずれにしても、我が家の塗替えタイミングがリミットギリギリの様でした!
外壁・屋根塗替え業者選定の秘訣とは?
答えは「合い見積もり!」
我が家が、外壁・屋根の塗替えのベストタイミングが判明したので、早速、外壁・屋根の塗替えを実施することしました。
そこで、最初に飛び込みで声をかけて頂いた業者の概算見積もりがあまりにも高いと感じたので、
我が家を施工した工務店に電話で相談しました。
工務店といっても、中堅クラスのゼネコンでしたので、当時の担当者にお尋ねすると、
弊社ですと、350万円まではかからないかもしれないけど、そこそこの値段にはなりますよ!
むしろ「外壁・屋根専門の塗り替え業者」さんの方が価格的には有利ですが、出来れば数社から、「合い見積もり」取られてはどうですか? と教えて頂きました。
その時、はじめて「合い見積もり」という手法があることを知り、早速インターネットで調べました。ネットで確認すると「壁の塗り替え比較サイト」があることが分かりました。
そこで、実際の比較サイトに登録してやり取りした驚愕の事実をご紹介します。
なんと!4社の見積もりは、上下180万円(1社平均45万円の差)です。
また、価格と同様に大事なことが判明しました。それは塗装(工事)のクオリテイの差(*1)!
*1クオリテイの差で、価格に影響を与える最も大きな差は、塗料の種類です。
大きくは下記4つの塗料が薦められるようです。塗料の種類と・概算の価格、耐用年数は下記。
塗料の種類 | 平均耐用年数 | 概算価格 |
アクリル | 3〜8年 | 1,000〜1,800円/㎡ |
ウレタン | 5〜10年 | 1,700〜2,500円/㎡ |
シリコン | 7〜15年 | 2,300〜3,500円/㎡ |
フッ素 | 12〜20年 | 3,500〜4,800円/㎡ |
*平均10年前後に塗り直し、更に10年程度の塗替えせずに済ますには、シリコン・フッ素が、
お薦めの様です。
ちなみに我が家は「フッ素」にしました。
見積書を各社取り寄せ、工事内容を比較することで違いは概ね分かります。
ただ、1社、安い見積もりがあったのですが、塗料の種類が小さな文字で表記され、うっかり騙されるところでした。やはり、外壁の塗り替えは比較検討が必須です。
満足できる外壁塗装ができるかは業者選びにかかっているといっても過言ではありません。
適当に決めてしまうと、悪徳業者に騙されてしまうリスクが高まります。
業者選びは妥協せず、納得できるまで慎重に探しましょう。 その為には、
◎必ず「相見積り」を取る
<ここで少し、「合い見積もり」について補足します>
相見積りとは1社だけではなく複数の業者(最低でも3社)に見積りを頼むことです。
適正な価格での見積りを手に入れるためには相見積りを取ることが欠かせません。
その中で自分の希望に合う業者を見つけることが大事です。
1社にしか見積りを頼まなければ、足元を見る業者にあたれば、相場より高い見積りを出してくることもあります。
しかし、他の業者に見積りを頼んでいるとなれば不当に高い金額は出しません。
高い見積書を出しても契約につながらなければ意味がないからです。
相見積りを取るときは「他の業者にも見積依頼しています」と伝えておくことが大事です。
また、検討の要素として、レスポンスは大切で、すぐに対応してくれる業者は安心できます。
契約前から対応が遅いと工事中や工事完了後は不安になってしまいます。
価格面も高すぎる見積書を出してくる業者は候補から外しましょう。
しかし安すぎる業者も慎重になりましょう。
理由は安すぎる業者は手抜き工事やアフターなどは対応してくれない可能性があるようです。
高すぎず安すぎず、相場にあった見積り業者を選ぶことがベターのようです。
ただ、こんな不安はありませんか?
複数業者に見積もりを依頼して、1社以外にお断りを入れるのが大変では?
私も最初は気にしました。
ところが、「一括比較見積もりサイト」を使うとその不安がすぐに解消されました。
その理由は、私の窓口は、サイト運営の管理会社だからです。
実際の現場確認や見積書の説明は、それぞれの業者さんが我が家にお越しの上実施頂きます。
ただ、システムとして、複数同時に合い見積もりの1社としてお願いされていることを理解されている点と、承諾の回答は、全て、管理会社経由である点をを理解頂いているからです。
私は、気に入った見積書の提示会社を管理会社に連絡するだけで、他のお断りも不要でいたって簡単!かつ最適の見積もりを選別することが出来ました。
私は、管理会社から推薦された4社全社から見積もりを頂き、私自身の学習も含め、大変、有益な見積もりを手に入れることが出来ました。
築12年目に訪れた我が家の危機!を私はこのようにして乗り切ることが出来ました!
私の利用した「一括比較見積サイト」は下記です。
築7年以上くらい経過し、ご自宅の外壁にちいさなヒビが目についた場合はなどは、
我が家のように、ギリギリまで放置せずに一度、連絡されてはいかがですか?
一括見積の依頼も、複数の業者から見積もりを頂くのも全て無料です!
私のご推薦はこちらです。